毎木樹木調査事業

毎木樹木調査とは

 毎木樹木調査とは、その名のごとく一定の太さ以上の樹木を1本、1本調べることです。調べる内容は、樹種(品種)、胸高直径(周径の場合もある)、樹高、位置、特記事項が一般的です。労力がかかるため、自治体でも積極的に行われているものではありませんが、当会では可能な限り、希望する方々をサポートしてまいります。

意義は何?

 1本1本手間をかけて調べる意義は何なのでしょうか。私どもはこの点について、以下のように考えています。
①屋敷林の所有者にとってみると、家屋と並んで樹木の正確な実態を把握できますので、 
 手元に財産目録を持てることになります。
②調査の結果は、地域の緑の実態をつぶさに知ることができるため、公益的な観点から地 
 元の郷土記録として図書館等に残されます。
③都市緑地法に基づく「緑の基本計画」や環境基本法に基づく「環境基本計画」の策定に 
 あたり、行政は調査の成果を施策に活用することができます。
④自治体の緑の施策に保存・保護樹木の指定がありますが、作業にあたり成果を効率的に 
 活用することができます。
⑤個々のデータを活用して、例えばアメリカの i-tree方式 のように経済価値に換算し、屋 
 敷林の価値を見える化することもできます。
⑥屋敷林を説明し、啓発するにあたり、成果はテキストづくりに役立ちます。学校の場合 
 は総合学習の教材にも使うことができます。

当会の調査は精密です

 当会の調査法は、敷地測量から始め、結合多角点方式により多くの引照点を設けます。これらを活用して建物や工作物の位置、形状と樹木の位置を確定していきます。樹種の同定は、当会の植物生態学者や樹木医が責任を持って行います。 
 こうした一連の作業によって精度の高い、実用的な成果を得ることができます。具体的には、図面はグラフィックソフトで処理されたカラー図で一覧できます。データ類は様々な切り口から分析が行われ、表やグラフによってわかりやすく解説します。

<調査図の例>

 

毎木調査をご希望の方

 屋敷林はあるものの。どんな木が何本あるかもわからない、この際、きちんと調べて欲しい、と考えている所有者の皆様、是非、当会にご相談ください(お問い合わせ欄を使ってください)。
  当会活動はボランティアが原則ですが、調査には相応の労力が必要となりますので、最小限の費用弁償をもって真摯に対応致します。