当会について

設立目的

 東京の緑が大きく減少する三大場面は、農地、屋敷林、崖線の緑です。これら既存の緑は次世代のために守らねばならない、としたことが大きな出発点で、減少を環境に迫る危機ととらえ、草の根で展開する保全運動のモデルを作ろうと考えたものです。
 特に屋敷林は「危機のアピール」、「手をつなぐ素地」、「情報共有の必要」、「守る価値」という点において、そのモデルに相応しい条件を備えています。農地や崖線の緑も関係性がありますので、いつも視野に入れておきます。
 保全運動の中核は、都内の屋敷林※の保全に賛同する所有者、協力者等のネットワークを築き上げることです。このことで保全のための維持管理策や次代への継承策など、有用な情報交換の機会をつくることができ、所有者の賢い選択を支援することができます。これは言わずもがな、東京に残された希少な緑を守ることにつながるのです。
 ※ここでいう屋敷林とは一定規模以上の「宅内林」を言うが、保存樹だけのものも排除しない。

東京屋敷林ネットワークとは

 設立目的をふまえ、気軽な雰囲気、緩いつながりをモットーに屋敷林を守るための情報交換や相互の交流ができるよう、機会と場を提供する組織を目標にしています。
 この会には、都内屋敷林の所有者のほか、保全に関心のある様々な立場、職業の方が参加しています。
 
<概 要>
 設  立 平成25年4月1日
 組織形態 任意団体
 代  表 大塚 高雄
 副 代 表  臼倉 憲
 顧  問 福嶋 司、品田 穣
 会計監事 小美濃清光
 U R L http://yashikirin.net  
 会 員 数  50名(サポーター含む 2024年6月1日現在) 会員形態 屋敷林所有者会員、協力会員、賛同会員、団体会員(法人、団体)
      ・・・以上会費制  学生会員 無料 詳しくは会則第6条をご覧ください。
      サポーター(人的協力のみ)
 会  則 こちら

活動の内容

 活動欄をご覧ください。

入会について

当会の運営趣旨に賛同され、入会を希望される方は会員形態と以下を確認してご連絡ください。

(1)入会の条件
 ①このホームページ全般を良くご覧になり、自らの方向性と合っているか、活動に納得できるか 
  をご確認下さい。
 ②長い間ご苦労されている屋敷林所有者の方々を尊重しなければなりません。
 ③宗教、思想、政治とは切り離します。
 ④民主的運営、相互扶助、互恵の精神を守って下さい。
 ⑤会費を納めることのできる方
      (屋敷林所有者3千円/年、協力・賛同会員1.5千円 団体会員1万円/年)

(2)入会のメリット 特に屋敷林所有者の方 
 ①様々な能力や経験を持った方々とのネットワークが広がり、知識を深められる仲間が増えます 
  。これまで屋敷林の保全に成功した方々もおります。
 ②緑に関する知識、制度、屋敷林の維持管理や相続時の様々な事例を学べ、相互に助け合える環 
  境が得られます。
 ③屋敷林所有者会員には、これからの方策や行動について会が様々な形で支援します。 
 ④他の屋敷林等の現場を訪れることで、東京の歴史・文化資源を共有し、その貴重性と重みを再 
  認できます。 
 ⑤毎木調査により、敷地の現況図、樹木図、データ目録が提供されます。

(3)入会とお問い合わせ
  ①メール     下記をクリックし、必要事項を記載して送信して下さい。
              📧  
  ②F A X      氏名、連絡先、必要事項を書いて下記宛てに送って下さい。
              04-7146-0612 大塚宛