東京 屋敷林ネットワーク

   
当会について 


トップページ東京の緑と屋敷林活  動当会について
                                                                                                                                                                                                                         

 

設立趣旨

 東京の緑は激減しました。おそらく日本のどの都市でも似たようなものでしょう。東京の例をあげれば、昭和49年から平成25年までの40年間に、都全域で約2万9千ヘクタールが消えました(東京のみどり率から計算)。これは23区面積の約半分にあたります。都市の発展や成長のためには、どうしても緑地や農地を犠牲にして現状変更を行わざるを得ませんが、それにしてもすさまじい量です。
 
 23区内では平成25年度にみどり率は20%を切りました(運動場、テニスコートなど、緑で覆われない公園も含む)。でもこの数字はも皇居の森や外苑、明治神宮、新宿御苑など特殊な意味合いで残っている場所に負うところが大きいのです。ここを歩く人は緑が多いという人もいます。近景的にはそうでしょう。しかしもっと広くみて、また生活に根ざした街の実態はどうなのでしょう。東京スカイツリーに上って見てみましょう。展望台からみる東京の市街は、さすが高度が上がるだけに下界はまるでミニチュアのようです。多くの方は空中に浮いた自分と遮ることのない景色に高揚するでしょうが、よく見ればここに広がる姿はまさに密集の言を超えたコンクリートとビルのジャングルです。空き地や緑を探すのは大変です。建て詰まった家々は、ひとたび強大な災害が起これば、一体どうなるのでしょうか、想像するだけで身震いします。

 昔からあるまとまった緑(屋敷林や雑木林)は一旦無くなると、経済論理が働いてカムバックするのはほぼ不可能です。ですから、特に屋敷林のような世代を超えて歴史を刻んだ「緑」をもうなくさないようにすること、これに尽きるのです。

 空気、水、土、昆虫、鳥など、ふだん目にする自然界を構成する諸要素は、緑が基盤になっています。緑は四季の移り変わりを楽しむものだけではありません。小さな森・林でも私たちの気づきにくい形と作用(例えば地域の風致、文化遺産、クールアイランドなどの環境機能、生物多様性など)で日常生活の平和を支えているのです。

 近年は、世界的に異常気象が頻発し、日本でも平成30年7月の夏は体温を大幅に超える酷暑、ゲリラ豪雨の連続で人的・物的被害は甚大でした。政府でも防災省の新設の声も聞かれるほど事態は深刻です。これだけ身近に発災すると明日は我が身と感じざるを得ません。メディアは事態を他人事のように評論することが多く、危機がこれほど日常生活まで迫っているのにがっかりです。言葉遊びではなく、今皆ができること、例えば今そこにあるみどりや自然環境の危機、安定に我々はどうすれば良いか、評論の矛先を誰もが実践的な行動に少しでも移せるよう、メディアの責任を果たして欲しいものです。

 屋敷林を後世に引き継ぐ行動は、日常の平和を守ることであり、そのために存在性をリスペクトすることなのです。これも文明の一角でありましょう。他方、現場に赴くと屋敷林を所有する方々の多くは近隣と難しい関係にあることが多く、詳細は定かではないですがこれを解決する先進的な情報もありません。また、法や税制度を巧みに活用して世代交代と緑地保全を共に達成した例も見られますが、個人情報の壁があってノウハウが活用されていません。これらの現実は屋敷林をテーマとした全都的なネットワークのないことが原因です。
 境遇をわかり合える仲間を増やし、今後の方策や屋敷林の保全にかかる有用な情報、手立てが得られるような、気軽に話し合えるプラットフォームが求められているのです。
 こうした問題意識のもと、まずは 所有者の方の理解と協力を得つつ、現代における屋敷林の価値について、掘り下げと賛同の輪の拡大(ネットワーク化)を行っていくこと、ここに当会設立の理由があります。


東京屋敷林ネットワークとは
  •  設立趣旨をふまえ、気軽な雰囲気、緩いつながりを基本に、屋敷林を守るための情報交換や相互の交流ができるよう、機会と場を提供する組織です。
  • この会には、都内屋敷林の所有者のほか、保全に関心のある様々な立場、職業の方が参加しています。
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  • <概 要>
  •  設  立 平成25年4月1日
  •  組織形態 任意団体
  •  代  表 大塚 高雄
  •  顧  問 福嶋 司、品田 穣
  •  会計監事 中村 憲司
  •  U R L http://yashikirin.net  
  •  会 員 数  40名(2018年5月1日現在)
  •  会員形態 屋敷林所有者会員、協力会員、賛同会員、団体会員(法人、団体)
  •       ・・・以上会費制
  •       サポーター(人的協力のみ)
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  •  会 則
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何をしているの?(活動サイトをご覧下さい)
  • 今は以下のようなことをしています--
  • A 屋敷林やみどりの保全に関する情報交換会・発表会
  • B 会員や関係者間の交流と懇親会
  • C 屋敷林や風致林等の現場見学会
  • D 屋敷林所有者会員への各種アドバイス
  • E 屋敷林の機能・価値、税制に関する調査研究とノウハウの蓄積
  • F 屋敷林保全の課題に対する各種分科会(勉強会)の開催
  • G 会報誌「屋敷林」の発行
  • H 緑の保全を啓発する出張講演
 入会について

  当会の運営趣旨に賛同され、共に活動したい方は、入会を歓迎します。
  • (1)入会の条件                                    
  • ①このホームページ全般を良くご覧になり、自らの方向性と合っているか、共に活動して有益かをご確
  •  認下さい。
  • ②屋敷林所有者を尊敬、尊重しなければなりません。
  • ③宗教、思想、政治とは切り離します。                             ④民主的運営、相互扶助、互恵の精神を守って下さい。
  • ⑤会費を納めることのできる方                                 (屋敷林所有者3千円/年、協力・賛同会員1.5千円 団体会員1万円/年)
  • (2)入会のメリット 特に屋敷林所有者の方
  • ①様々な能力や経験を持った方々とのネットワークが広がり、語り合える仲間が増えます。  
  • ②緑に関する知識、制度、屋敷林の維持管理や相続時の様々な事例や新知識を学べ、相互に助け合える
  •  環境が得られます。
  • ③屋敷林の現場を訪れることで、東京の歴史・文化の深さを体感できます。
  • (3)入会の希望、お問い合わせは
  • ①メール    ここをクリックして代表宛送信して下さい
  •  なお、送信の際、お名前(ふりがな付き)、連絡先(メールアドレス、電話、FAX)を忘れずにお願
  •  いします。         
  • ②電 話   直接代表にお願いします。☎090-9397-7694  大塚宛  
  •     
  • ③F A X    質問などを書いて送って下さい。
  •                    FAX 04-7146-0612 大塚宛     
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